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codegen for XUL
これは Firefox 拡張開発用のコードジェネレータです。
このコードジェネレータは eclipse の plug-in で、新規プロジェクト作成ウィザードとして動作します。 XUL の開発を始めるにあたって、コードを書き始める前に XULの仕様に従ったフォルダーツリーと設定ファイルを作成しなくてはなりませんが、このプラグインはこれらの退屈な作業を全て自動的に行ってくれます。それに加えて、xpiファイル作成用の build.xml も生成します。

以下は、このウィザードによって作成されるフォルダーツリーです。

[project_name]
src
content
[project_name]
locale
[ウィザードで指定したロケール名]
[project_name]
skin
classic
[project_name]

locale 以下のフォルダは、.dtd ファイルと .properties ファイル用のフォルダです。
skin 以下のフォルダは、.cssファイルとアイコンファイル用のフォルダです。

また、contents.rdf ファイルが以下のフォルダに生成されます。

  • src/content/[project_name]
  • locale/[locale name]/[project_name]
  • skin/classic/[project_name]

これらの contents.rdf は編集しなくてもそのまま使えます。

このウィザードは、'install.js', 'install.rdf', 'build.xml'も生成します。
'build.xml'は、ant 用のプロジェクトファイルで、これを使って xpi ファイルを作成する事ができます。必要なファイルを圧縮してコピーする程度の簡単なプロジェクトなので、プロジェクトの詳細はファイルを開いてみればすぐにわかると思います。

このプラグインを使って自動生成された環境で、XULのコーディングはおろか、配布用のファイルの作成手順さえも既に準備済みです。

このプラグインは GPLライセンスに従います。
非常にシンプルでパワフルなプラグインです。
Download
codegen for XUL src bin
使い方 
メニューから [ ファイル | 新規 | プロジェクト ] を選択し、新規プロジェクトダイアログを表示します。
インストールが完了していれば、そのウィザード一覧の中に "Xul project" が現れます。これを選択してウィザードを起動しましょう。
ウィーザードウィンドウにある "Project Name", "author", "Display Name" を指定し、チェックボックス content, skin, locale から生成したいフォルダをチェックします。locale に使用したいロケール名を記述し、終了を押すとウィザードは完了です。

入力した値は基本的に、生成される install.rdf 内で使用されます。
  • Project Name: プロジェクト名。生成されるファイルやフォルダ名などにも使用されます。
  • author: 開発者名。ここに入力した値は、拡張のプロパティにクレジットとして表示されます。
  • Display Name: 拡張の名前。
ファイルの自動生成後、それぞれ入力した値でファイル検索して、どこに使用されているか確認してみてください。
拡張の公開前に必要な手続き
拡張が完成したら、公開する前に、自動生成された install.rdf を最低3カ所修正する必要が有ります。
拡張は、それぞれ個別の GUID を割り振る必要が有ります。まず GUID を自分で生成して、このファイルの /RDF/Description/em:id にコピーしてください。
それから、拡張の対象となる firefox のバージョンの最低値と最高値を決めて、以下に書き込んでください。
  • /RDF/Description/em:targetApplication/Description/em:minVersion
  • /RDF/Description/em:targetApplication/Description/em:maxVersion
これで必要な作業は終了です。後は ant で build して、ネット上に公開するだけ。
便利でクールな拡張を期待してます!!
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